点数 現代の教育には、大きな誤りがある。 それは、子供を点数化し、並べること。 すべての誤りの始まりだ。 学校で100点の子が褒められ、点の低い子を差別する。 まず、一部のことを、ことさら強調することとなる 最悪のやり方なんだということを、先生も生徒も自覚 することから始めるべきである。 本当は、このような、比較する手段に、数字を使い、 子供を並べてはいけない。 単純なことは正確にできるが、面倒なことができない 子がいたとしても、それを、一部をみて並べること自体が、 最大の問題であることに、先生も生徒もよーく理解する 必要がある。 ここから、始めるべきである。 ならべることが、問題なのだ。 人には、得意、不得意があってあたりまえ。 それを、一部のことで評価、比較、ならべる。 「この評価、比較、ならべる」 が問題なのだ。 数値化することが、数値化できないあるいは 数値化してはいけないことなのにも関わらず、 やってしまう。 このこと自体に問題をはらんでいるわけだ。 このトリックのような、わなのような、人を 欺くひどいやり方自体に問題があるということが、 わかるように、 大人や先生や、理解ある親が育つことが 最も重要なのだ。 IQテストには、この問題が最初から含まれており IQで人を計ってはいけない。 学力テストにも、同様な問題がはらんでおり 学力テストでは、人を計れるわけがない。 学校で行うテストは、このことを含んでいて 意味のないことを、小さいときから、仕込まれている。 模擬試験も同じ。大学入試試験も同じ。 入社試験も同様。 会社の昇格試験も同様。 学校での徒競走も同じ。 より高く、より速く(早く)、より強く、スポーツ で言われるこの言葉には、矛盾がはらんでいる ことに、気がつこう。 あらゆる人を他人が評価するしくみは、要注意なのだ。 これで評価すること自体に問題がある。 人を錯覚に陥れる、大問題が、この中に含まれる。 この世の中に 戦いを起こし、すべて、お金儲けにつなげる。 一部の人にお金が集まるしくみを、この手法で 作り出している。 その基本を子供に教えるなんて、いかに大人達は 悪か がよくわかる。 このような、日々、我々も行っているであろう 悪 の行為から、逃れ、直さなければ、この世は地獄へと 進んでゆく。